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20167/1

鶯色「公園」に寄せられたコメント


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行間に滲む何とも言えないおかしみ、摩訶不思議な情感、耳を捉えて離さない言葉の響き——歌詞カードを眺めながら、まずはあまりに独特な歌世界に向き合ってみてほしい。超現実的かつ生活の匂いがプンプンする、世界中見回してみてもここにしかないフォーク(民俗)ミュージック!
大石始(ライター)

先輩の部屋で知らない世界の音楽を聴かせてもらっているような、安心しつつ迷い込める、そんな心地よさがあります。
曲の並びも最高で、じわじわ狂わせてやろう、という心配りを感じます。
寺尾ブッダ(月見ル君想フ/BIG ROMANTIC RECORDS)

民族さん、鶯色、2ndアルバム発売おめでとうございます。
クソ真面目で、それでいて、めちゃチャーミングな音楽は、民族さんのキャラクターそのものです。
摩訶不思議で、それでいて、パンチの効いた言葉も楽しいですね。
また一緒に演奏したいです。
神森徹也(ミュージシャン)

山田民族はF.L.Yではクール、鶯色ではチャーミングだなーと思う。キュートなミキミキと一緒に奏でる鶯色の世界はドリアンのよう匂うけど何だかくせになる、、、くせにさせる。
SACHI-A(F.L.Y. /クスミマヒトグループ/カランツバターサブレ)

あまりに店の売上が悪くてつらい時に不意に届いた鶯色の新譜、真顔で作業しながら耳だけしばらく聞いていたが、ぶはっ!と急に吹き出してしまって、世界がカラフルに戻った。ありがとう鶯色。相変わらず一体何なんだ。
しかし自由すぎる。でもせめて歌の中だけは自由で。自由でよかったんだ!ということを知ったのは意外に鶯色がはじめてだったかもしれない。それはホントに自由だったから。その核となるすでにシュールとさえも言えないような完全に意味不明の歌詞世界について、「鶯色の歌詞は構想40年」というようなことを民族氏が発していたが、氏のこれまでの沈黙(私が知る山田民族のバンドはどれもインスト)が、このユニット鶯色の助走だったとしたらそれこそ仰天だし、まず今、助走の変換が最初「女装」だったことがびっくりした。こんな歌誰が歌おうと思ったか?思っても演れたか?ということである。そして何よりウフウフとハイヒールで信号無視しながら街中を闊歩する後ろでカークラッシュしまくるような、我関せず突き抜けた鈴木さんの歌がとてもいい。VIVA
伊佐迅人(CD屋)

とにかく付き合い長いもので、二人とも。かれこれ20何年?
鈴木さんとはお互い若ーい頃に一緒のバンドでプレイしてたし、民族氏ともセッションのライブやら、僕の現在のバンドRoswells結成時にちょっぴり関わってもらってたりもして、まあお世話になったりお世話したりで。もちろん、それぞれの活動は付かず離れずいろいろ見てきました。
そして皆んないい年になってきたこの期に及んで、以前からいろいろユニットを組んできた二人が、多分民族氏的には満を持して始めたこのフォークデュオ。昭和感満載と言ってしまうといい感じの誤解をされそうですが、「昭和の頃は良かったよね…(ホッコリ)」なんてことはなく、むしろ当時ウンザリしていた昭和の場末感を湛えつつ、狂気と笑いに満ちたサイケやプログレのテイストを散りばめた快作! いや怪作?
山田・鈴木のキャラクターのバランスも絶妙の安心感があって、聴いていると過去の様々な思い出が…。シュールな歌詞の節々にクスッとしつつ、10数年前に飲んいでる席で民族氏が、「キャプテンビーフハートが好きすぎて、ずっと聴き続けてると変な呪いみたいなのがかかって、体の調子までおかしくなってくるんだよね……あはは」と酔っ払って座った目で語っていたのを思い出し、あーきっとまだ呪いは解けていないんだろうなぁ、なんてことを思ってちょっと背筋が寒くなる瞬間もありました(うそ、笑)。
まあともかく、皆さん百聞は一見にしかず、っていうかまずは一聴してみて、そして一家に一枚鶯色。いかがすかね?
シマジマサヒコ(イラストレーター/ベーシスト)

 

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