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鈍行ブックモービル / fishing with john
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【DDCM-5003】05.10.19発売 2,300円
アコースティックギターで綴る10冊の心象音楽。tsuki no waのメンバー参加、そして電気グルーヴ「虹」のカバーを含む待望のセカンドアルバム
■収録曲
01.鈍行ブックモービル
02.一人二役のステップ
03.アゲハに映る
04.5月文庫.com
05.8月のヌードデッサン
06.停電キス
07.くちびるに秋桜
08.汀のリップシング
09.虹
10.12月のスマイル
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■コメント
空を見上げた時の、「ああ、結局私たちはいずれあそこに帰っていくのだ」と感じるような、絶望でも希望でもないゆらめいた恍惚。「でも、まだその時ではない」と、目の高さにある明かりのついた窓やカラスの低空飛行や、そして、貴方の静かな笑顔に視線を落とした時の安堵感にも似たまどろみ。進むでも戻るでもない、ただここにいるというだけの小さなハピネス。ため息の彼方にあるものがまたため息でも、もう気にしない。fwjのそんな第二章が、それでいい、と言ってくれるから。
ありがとう、fwj、私は貴方の音楽がこんなにも好きです。
岡村詩野(Kitten)
maoのアーティストとしては初めてフルオリジナルのセカンドアルバムを発表するfwj。完成した音源を聞かせて貰った時「なんて正しい形のセカンドなんだろう」という思いを強く持ちました。全作と比べると淡々とした印象を受けますが、そこに深化の跡は確実に印されています。曲ごとの陰影はより深みを増し、それははからずも五十嵐祐輔という一人の男性の、成長の足跡でもあるのでしょう。T-8汀のリップシングの荘厳なエンディングからT-9虹のオープニングに続く瞬間は、彷徨いの果てに確信を手に入れた力強さに満ちあふれています。
石本聡(mao)